脳不足的映画雑記帳
映画を見ても、見たかどうかを忘れて同じ映画のDVDを借りてきたりするので、見たやつは書いておこうと思いますた。 ネタばれ等の配慮はしてないので注意。
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誰も知らない
この映画のモデルになった事件っていうのを、前に読んだことがあったので、「その事件と年齢が違うなあ」と思った。「でも赤ん坊には演技ができないからかな?」と思いながら見ていた。

そんで、子役の素晴らしさに感動した。これ演技? それとも、監督が凄腕なのかなあ?
演技くささがなくてびっくり。子供の笑顔とか奇声とか、とにかく自然。またそのかわいい子供たちが、みるみる浮浪児と化していくとこが見事で、やりきれない。全編通して、胸が痛くなるシーンばっかり。

母親がまた、邪気がなくていい。事件の悲惨さから考えて、母親は「無責任でだらしない人間のクズ」と思っていたけど、映画に出てくる母親は、普通に子供を可愛がっている様子の女で、ただ、あさはかなだけ、って感じだった。実際もそうなのかもなあ、と思った。

「いい人に拾われて、かわいがってもらうのよ」と言って子猫を捨てるのと一緒。
捨てられた子猫が苦しんでのたうちまわって死ぬこととか想像できない、ってか、想像したくないからしないっていうか。卑怯なんだよねえ。

事件のような悲惨な結末じゃなかったけど、やっぱほんと、やりきれない映画だったなあ。
なんか、昔の日本映画ってこういう感じのが多かった気がする。「鬼畜」とか。「胸が痛くなる話を、たんたんと流して胸が痛いまんま終了」のような。どうしろっていうんだ。

個人的には、テーマがわかりやすく、感動もわかりやすく、勧善懲悪水戸黄門的な映画が好きなので、こういう映画は点が辛くなるんだけど、子役の仕事に敬意を表して8点。でもきっともう二度と見ないなあ。見てるだけでつらくて。
弟切草
ホラーで眠くなるってどうよ。

「こわいかんじのえいがをつくってみたの〜」って感じ。
最後のどんでん返しっぽい展開もオチも、「面白いつもりか」って感じ。
最初から最後まで、雰囲気作りに凝ってみただけで、内容がまったくないので、ハラハラもしないしドキドキもしないし恐くないし先が知りたくもないし「ビックリ映像」見ても「ドッキリ効果音」聞いても驚かないし、「よくもここまで恐くないホラーが作れたもんだ」と感心した。

ゲームは、やっぱ枝分かれするゲームだけに、矛盾とか辻褄あわないとこがいっぱいあったけど、それでも、やっぱ怖かったしそれなりに面白かったよ。がっかりだ。
でも奥菜恵がきれいだったので1点
ビューティフル マインド
これも、前に見たけどまた見たくなって借りてきた映画。

やっぱいい。すごくいい。食堂のシーンは、私の中で「感動したエピソードベスト5」に入る。あと4つは何かって聞かれても答えられないが。泣けた。演技もいい。わかりにくいとこもないし、無駄なアクションも無駄なラブシーンもなくて、何の文句もない。

だから10点、といきたいところなんだけども、満点つけるにはちょっと地味かなあ。てわけで9点。2度目だとオチ知ってるから、途中までのスリル半減しちゃうからなあ。でも1回見ただけだと「え? 結局どういうこと?」ってなっちゃうから、やっぱり満点はつけにくいかも。

前に見た時にメイキングも見て、ハトの説明を聞いて感動したから、そういう伏線探しながら見たんだけど、全然わからなかった〜。やっぱ私って鈍いかもなあ。
スタンド・バイ・ミー
旦那の大好きな映画。

昔見た気がしたけど、よく覚えてなかったので見てみた。
いい映画ですね。途中、「どう見ても汽車に轢かれるタイミングだろ」と思ったけど。
夏、3日も放置されてた死体があんなにきれいなわけないだろと思ったけど。
「もらいゲロしそうだよ」「映画館も大変なことになったんじゃないのか」と思ったけど。

吐き戻すシーンは、たぶん、小説だったら普通に面白く読めたんだと思うけども、
映像にしちゃうと生々しくて、気持ち悪くなる人も出てくるんじゃないかと思う。

たぶん、ブルーベリーパイにしたのは、苦肉の策っていうか、なるべく血の色に
近くすれば、「スプラッタにはなるけどゲロのイメージは薄くなる」と思って
あの色にしたんじゃないのか、とか考えてしまった。っつーか、ただの「少年が
作りそうな小説」ってだけのエピソードなんだから、違う設定にできなかったのかなあ、
ゲロだからこそ意味があるのかなあ(うんこやおしっこを子供が面白がる、という
意味で)とか、いろいろ考えてしまった。

こんなとこより、もっと別のシーンでいろいろ考えさせられるとこあるだろって気が
するけども、一番印象に残っちゃったんだからしょうがない。

クリスはいい子だねえ。どうしようもない親兄弟にこんないい子が。まさに
掃きだめにツルって感じ。幸せになってほしかったなあ。でも「冒険から帰って
すぐ兄に殺されるに違いない」と思っていたので、なぜ生き延びられたのかが
不思議だ。ほんとはよわむしなのか兄。

いや、なんか文句ばっか書いてるみたいだけど、良かったですよ。誰もがなつかしく
思うような少年時代が凝縮されてるような。「マンガとスーパーマンを一緒にするな」
とかのくだりは笑ってしまった。あるあるー。耳を焼かれた子供が父親を慕うのは
せつないなあ。でも犬をバカにしちゃいかん。私は犬好きなのだ。よぼよぼだけど、
主人に忠実ないい犬だ。長生きしてほしい。

別に文句ないんだけどな。あまりにも「名作」として有名なので、なんか茶々
いれたくなるんだよな。あまのじゃくだから。でもやっぱり名作です。
8点
下妻物語
「なんじゃこれ」と思いながら見てたけど、面白かった。ベタなんだけど、なんか突き抜けたベタって感じで清々しい。好き嫌いがありそうだけど、私は好きだなー。あらすじとかパッケージとか見たら、どう見てもつまんなそーだから敬遠してたんだけども、「面白い」って噂を聞いて、思いきって見てみて良かった。

原作が好きだったから、富豪刑事をテレビでやったときよく見てたんだけど、そこでの深田恭子の話し方が変で、「そういう役づくりなのかなあ」と思ってたけど、この映画でも同じだったから、そういう話し方しかできない人なんだなあと思った。でもロリータな服はお人形さんのようでよく似合ってたから、はまり役なのかもしれない。

土屋アンナはすばらしい。ヤンキーのやな感じ出しまくり、表情くずしまくり声も話し方もよくて最高。ってかキャスト豪華すぎ。すごいね。でも面白かったから、豪華さも無駄じゃなかった気がする。

なんだかんだいって水戸黄門のような展開はスッキリするしなあ。あー気持ち良かった。後味のいい映画ですね。

点数どうしようかなあ。8点つけちゃおうかなあ。つけちゃえ。8点。おすすめ。
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