脳不足的映画雑記帳
映画を見ても、見たかどうかを忘れて同じ映画のDVDを借りてきたりするので、見たやつは書いておこうと思いますた。 ネタばれ等の配慮はしてないので注意。
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恐怖の報酬
緊張した。

移民とかアメリカとの関係とか、よくわかんないんだけども、とにかく「仕事がないし、仕事を探しに行くためのお金もない」ってことはわかった。

でもあの、1ドルも持ってないのに偉そうにしてる親爺がわからない。
飲み食いのお金はどこから? みんな着替えも持ってないの? 女はドレスとか買ってるのに? 女は酒場のおやじの愛人だからお金があるの? 

なんかよくわかんないまま見てて、仕事に行くまではだらだらしてて退屈しちゃったけど、仕事に出てからはもう、何度も、息とめて見てた。岩を崩す時とか、腐った板のあたりとか、原油の池を通る時とか。すんごい緊張した。

やっぱこの、緩急がいいんだよねえ。緊張から一転ほのぼの、ホッとする間もなくトラブル。いや〜堪能しました。

最後、オチはどうつけるのかなあ、と思いながら見てて、「これはないだろ」と思ったけど。個人的には、あの展開で、いかにも、と思わせといてハッピーエンドにしてほしかったなあ。

序盤の退屈とオチが不満だけども、ドキドキハラハラさせてもらったから7点。でも昔の映画なのに、すごい映像だから、もっと点数つけたほうがいいような気もする。まあでもとりあえずこの点で。

どーでもいいことだが、「俺はイタリアに帰ってべっぴんさんと結婚するんだ」のとこで「死亡フラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!」と思ったんだけど、「死ぬ前に身なりを整えておく」のは逆に生存フラグだと思ってたんだけど、予想外の展開だった。
ビッグ・フィッシュ
良かった。

お父さんの話は夢があって楽しく、一緒に聞いてる子供みたいにわくわくした。
最期はどうなるのか、早く知りたかったし、どうなるのか気になった。

途中、ちょっと淡々とした展開に飽きたけども、カーラリーみたいなシーンが出てきた時には「こんな映画でまでカーアクション出さないと気が済まないのか〜」とうんざりしたけども、ラストに感動して涙がどばーっと出た。

別に悲しいわけじゃないのに、なんで涙が出るのかわからなかったけど、とにかくなんだかこみあげてくるものがあって、泣けた。

なんだろう、どういう感動なんだろうなあ。
あまりにも優しくて暖かくて、だからせつなくて泣いちゃうような、そんな感じ。
お父さんはこれから広い海に行くんだねえ、って、素直に信じられるような。
優しい夢を見せてもらったような。

巨人とか詩人とか、けっこう笑わせてもらったし、演出も押し付けがましくなくて良かった。8点
絶賛してるわりに低いかも(^^;;。ごめんね、なんか、他のハリーポッターとかナルニアに比べると、映像が安っぽい気がして。

関係ないけど、この映画の監督って、有名な人なの?
DVD特典見たら、なんか間延びした奥田民生みたいな顔だなーと思ったけど。
椿三十郎
面白かったー!

なんすかこれ! 
「どーせテレビの時代劇と同じような内容を、重々しく偉そうに映しただけなんだろうな」と思って見てたら、とんでもない! なにこの面白さ! 夢中で見ちゃったよー!

そんでもって、緊迫した中で笑わせるところもテクニシャン。
まじめな映画で笑いの要素を取り入れると、どーしても、不謹慎になるか面白くなくなるかのどっちかになるもんだと思っていたが、この映画は不謹慎でなく、吹き出すくらい面白かった。素晴らしい! やっぱ、いい笑いは古くならないんだね〜。
あの捕虜、主役よりおいしい役だな(笑)。

一応、不満もある。
若いバカ侍たちに。「頭が足らないとこういう目にあう」ってわからせてやりたかった。
こいつらがひとりも死なず、傷さえ負わず、まじめに命令を聞いてがんばってる護衛とかの人がばんばん殺されるのが納得いかなかった。ひとりぐらい死んでてもいいんじゃないのか。
でもそーすると、笑えない展開になったかもしれないからなあ。しょうがないのかなあ。

あと、あの庭で、三十郎が殺されないのは不自然だろって気がした。
果たし合いの血のりがギャグっぽかった。展開的には「おおっ」と思ったのに、血のりで一瞬「ここ笑うところ?」と思っちゃったとこが残念。

でもそんな不満も吹き飛ばすくらい面白かった。いや〜満足した。
黒澤映画ってどーも地味で暗そうで(白黒のせいかもしれんが)、「巨匠の芸術作品」って感じでわかりにくそうで退屈しそうだから敬遠してたが、見てみたらけっこう面白い〜。
7人の侍、2枚組だったからだれそーで借りなかったけど、今度借りてみようかなあ。そう思うくらい面白かったってことで、9点

ってか、椿三十郎、リメイク映画作ったんだよねえ。これ見たあとは、やめときゃよかったのに、と思っちゃうねえ。ああでも、私は、絶賛されるほど、黒澤映画の音楽はいいと思わないので、もっと私好みの音つけてほしいかも。

それにしても、三船敏郎も仲代達也もかっこいいなあ〜〜〜。三船敏郎、この時いくつなんだか知らないけども、老けてるよねえ。他の人はよくわかんなかったけど、田中邦衛だけはすぐわかってよかった。

関係ないけど、これ、プレステで見てたら、けっこう「あれ?」ってとこで画面が止まることが多くて、「昔の映画だから、画面のつなぎかたが悪いのかなあ」と思っていたんだが、「なんだこの長すぎる間は」って思うほど無意味な沈黙の時間があって、「今のは演出じゃない気がする」と思って、ためしにDVDプレーヤーで見たら「間」なんかなかった。
疑ってごめんよ監督。
コンタクト
面白かった。

ベッドイン早くねーか?と思ったけど、電波受信してからテストのあたりはなんかどーでもいいことを話し合う場面が多くてだれたけど、「え〜と……ドラえもん?」と思ったけど、この異世界ってどーよと思ったけど、オチも無難にまとめたなって感じだったけど、でもいい、許す。

とにかく、一人乗りのカプセルに入ってから、どーなるのか、まったく予想できないし、映画とはいえ未知との遭遇に、ワクワクドキドキした。一緒に冒険できた気分だ。もう、このわくわくテカテカだけで十分、いい映画でした。

あと、特典のCGだの合成の技術見たけど、すごいねー。気が遠くなるような作業だねえ。
フォトショ使って「塗りつぶし」しかできない私にとっては神業だわ。
オープニングの凝り様は、ちょっとバカかもと思ったけど。
でもいいオープニングだった。全体的にわかりやすい展開で好感持てる。

でも7点ってとこかなー。やっぱ、せっかくドキドキしたんだから、「おお」と思わせるようなコンタクトが見たかった。まあでも、どんな絵を見せられても「想像の範囲」と思ってしらけるんだろうけどね。
ガタカ
けっこーよかった。

ガタカってタイトルが、何の意味があるのかさっぱりわからないし、イメージもわかないので、どんな話なのかまったく想像できなかったので、変に期待とかしないで見られて良かったと思う。

んで、内容、けっこう、ありそうな話だよなー、と思って興味深く見た。てか実際、精子バンクに登録されてる精子の遺伝子ってすごいんでしょ? こないだ、テレビで「ミスターパーフェクトと呼ばれた父に再会した娘」みたいなのやってたし。さらに「パーフェクトな遺伝子」の精子の持ち主が、その後フーテンになってたとこがまた、この映画のテーマと似てるような。

%ってのはあくまで統計であって、そんなもんで人生決められるわけがないものね。
99.9%ハズレでも、当たることがあるんだと、パチンコしてると実感できるもんな(笑)。

ちょっと最後の弟との勝負は「え〜っ」と思ったけど。ふたりとも大人げないっつーか。こーゆーのって、男の人の感覚なのかなあ。

まあでも、面白かった。SFだけど現実味があっていい。だけども現実味がありすぎて、「その発想はなかった!」って驚きとか、感動とかがいまいち薄かった気がするので7点

どーでもいいけど、ジェローム役の二人が、ふたりとも、いい男に見える時と変な顔に見える時があって、「いい男なのかそーでもないのかはっきりしてくれ」と思った。不思議な顔だ。正面顔と横顔のイメージが全然違うような。彫りが深いせいなのかなあ。

さらにどうでもいいけど、これ借りてきたビデオ屋、ジャンル分けが妙に複雑で探しにくいのでなんとかしてほしい。「ハイスピード」「バイオレンス」「パニック」って、全部「アクション」でいいじゃん。パッケージ見て決めるんだったら、ジャンルが細かいほうがいいんだろうけど、見たいタイトルが決まってる時はほんとに不便だ。検索できるようにしてほしい〜。あと「時計じかけのオレンジ」がなんで「ラブロマンス」のコーナーにあるのか教えてほしい。
ノー・マンズ・ランド
申し訳ない。

ほんっとーに社会がわかっておらず、「ボスニアってどこにあるの? 実在すんの?」状態なので、この映画の状況がわからない。ほんとすみません。

そういう私にこの映画を評価されるのは嫌だろうな〜。ほんと申し訳ない。
でも私は自分中心に生きているので遠慮せずに書く。

「戦争ってのはこういうものなのかもなあ」と思わせるリアリティがあった。
監督が「戦争について考えてもらいたい」って言ってたけども、たしかに、考えさせられる映画だと思った。介入についても、ジャーナリズムについても。

学校の視聴覚室で先生が見せそうな映画だ。

しかし、ものすごく緊迫してる状況な気がするんだけど、全然緊張が伝わってこなくて、退屈してしまった。エンディングもどうなんだろうなあ。戦争の理不尽さは伝わるけども、映画の終わりとしてはいまいちな気がする。

なんつーか、考えさせる部分はいっぱあるけども、特に感動しないし、感情をゆさぶられるような部分もなかったので、5点にしときます。

まったく関係ないけど、家の中にコオロギが入り込んでて、うるさくて気が散ってしょーがなかった。
あんなに小さいくせになんであんなにでかい音が出せるんだろうなあ。不思議。
エグゼクティブ・デシジョン
面白かった〜〜。

ここんとこ、ドラマばっか見てたから、こういう考えなしに楽しめるアクションは気楽でいいねえ。最初から最後まで、ハラハラドキドキしっぱなしで、堪能しましたー。

映画だから、なんだかんだいって助かるんだろうなあと、わかっちゃいるけど緊張する。人の殺され方も「えっ、ここでこの人が!?」ってとこで死ぬので、いちいちびっくりさせられた。

ちょっと、でも、主役の顔が間寛平っぽいのと、スチュワーデス(CAって言わなきゃいけないんだっけ?)を酷使するのが納得いかなかったけど。でもしょうがないのかなあ。あのお姉ちゃんにがんばってもらわないといけない状況のように見えるし、お姉ちゃんのおかげで盛り上がったしねえ。

でもけっこう無茶してたよねえ。勝手に客室回ってるし。あれ、爆弾処理してなかったら東海岸の半分が死んでたんだよね? なんて無責任野郎なんだこの先走りめ。まあ、映画だけどさ。

細かいこと考えるとけっこう不満はあるけど、素直に最後まで退屈せずに夢中で見られたので、8点

ただ、これ、アメリカの有名なテロ事件を思い出させる話なので、あんまし「面白かった」とか思っちゃいけないような気もする。早く「こんな事件は映画の中だけしか起こらないもの」という認識の世の中になるといいね。

それにしても、このタイトル、「英断」ぐらいじゃだめだったのかなあ。

エグゼクティブっていうと、「ヤンエグのエグ」ぐらいの認識しかないし、デシジョンは「脱出だっけ?」としか思わなくて(デジョンと混同している)、「エリートの脱出? タキシード着てるから?」と思いながら見てた。途中で字幕にこの言葉が出てきたときに「そうだったのか!」と思ったけど。ああ〜、英語はちゃんと勉強しておくべきだったとつくづく。
天国と地獄
えーっΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)。

ほんとに、見終わったあと、そんな感じだった。
とりあえず、「黒澤映画を見てみようシリーズ第2弾」だったんだが、これはどうして評価が高いのかわからん。いったい、何が言いたかったんだ。

最初は面白かった。お金を出すか出さないかで揺れる権藤、非情な重役、複雑な立場の警察、身の置き所のない父親。ハラハラドキドキ、緊張の連続だった。
(「この犯人は非常に頭がいい」ような会話は「?」だったけど。あんまし頭よさそうじゃなかったよね?)

で、すっかり権藤を応援する気持ちになったところで、犯人の追跡がはじまって、ここからがもう、退屈の連続だった。長いよ! 長すぎるよ! 
「でも、これだけ長くひっぱるってことは、ラストによっぽどのどんでん返しが? 果たして彼が犯罪を犯した理由は?」と思って我慢して見てたらあのラスト。わけわからん。

たしかに、そーゆー理由ってのもあっていいと思うし、意外性があってどんでん返しと言えなくもないかもしれないけども、やっぱ意味わかんねえよ。なんか「ここから権藤の反撃か?」と思ったところでぶつ切り、って感じで、なんかこの、おいてかれたっていうか、取り残されちゃったよーな気分。

天国と地獄ってタイトルから、天国と地獄を一気に見るのかと思ってたけど、あんまし天国な感じはしなかったし。結局、「地位を追われて、地獄に落とされたように見えても、しっかりと大地を踏み締めて生きてる権藤と、自分が地獄にいると思い込んでマイナス思考に陥って犯罪を犯す人間」ってのが「天国と地獄」ってことなのかなあ。

なんかこれも、「頭の悪い人にはわからない映画」だったのかなあ。悲しいわくすん。
まあでも、後半は不満だけど前半は面白かったので5点

関係ないけど、「生きる」に出てた志村喬って人がこれにも出てたので、どこに出てるんかなあと思って見てたけどわからんかった。私ってほんと、人の顔が覚えられない人間だなあ。

9月8日追記。テレビでリメイク版やってたのでその感想。

会話とか、ほとんど同じでびっくりした。
時代考証のつじつまあわせ以外は変えないのかなあ、と思って見ていたら、共犯の夫婦の人間像だの母親のいないしんいち君の心情だの、麻薬の売人のキャラ設定だのが追加されててびっくりした。これ必要? 麻薬のほうは、入手法について考えた末にこれだったんか、って気がしないでもないけど、「母親のように優しい中毒患者」はねえだろ。

なんだかなあ、私としては、最後のシーンとか、天国と地獄の意味とか、もーちょっとわかりやすくアレンジしてほしかったんだけどなあ。変な音楽と変なシーン追加と変な俳優で、ひどいドラマにしちゃった感じ。

いくらなんでも、犯人かっこよすぎでしょ。黒澤映画のほうは、まだ、かろうじて「自分を不幸と感じる」気持ちがわかったけど、こんなイケメンでおしゃれで研修医で美人の彼女つきで、不幸を語られてもしらけるばかりだ。

あと、豪邸が豪邸に見えないし、近所に家がいっぱいあるので、「丘の上から見下ろす」って感じもしない。もー、CGでいいから、もーちょっと「何様のつもりだ屋敷」を映像にできなかったんかなあ。

まあでも、リメイクした人は黒澤映画のこのシーンがいらなくて、このシーンが大事だと思ったんだ、へ〜、っていう、制作者の好みがわかって面白いかもね。

ところで、明日は「生きる」をやるらしいね。私が最近これと「生きる」を見たのは、単に気が向いただけだったんだけど、なんか予知能力みたいで不思議な感じ。椿三十郎も映画になったらしいから、今度借りて見てみようかなあ。
生きる
世界のクロサワ映画、生まれて初めて見た気がする。

時代劇かなんかをテレビで見ようとして、難しくて途中で挫折してから、敬遠してたんだよなあ。
でもシネマサイトの評価が異常に高いので見てみた。

なるほど、こりゃ評価が高いのもわかる気がする。つくりものっぽい嘘くささがないね。最近の映画がいかに演出過剰かを感じさせる、虚飾のないドラマ、って感じだ。

また、展開が新鮮。「これから、病気と闘いながら生きていく様が描かれるんだろうなあ」と思ったらいきなり死んでてびっくりした。こんな描き方があったのかー!と感嘆した。
小説家とか新人OLが通りすがりになってることにもびっくり。現実にはそういうもんだろうけど、映画でこれは珍しいんじゃないかなあと思った。

そういうわけで、いろいろ「すごいなー」と思う部分はあったんだけど、いまいち、面白くなかったな〜〜。もう、じれったくてじれったくて「つまり、なんなんだよ!言いたいことははっきり言えや!」と何度も思っていらいらした。最後も、「このへんで終わるかな?」と思ってもまだ続く、ってことが何回もあったので、「まだ終わらないのか〜」と思いながら見てた。

あと、はじめは、全然セリフがなかったから、主人公が初めて喋った時に、あまりのだみ声にびっくりした。病気のせいで枯れてるのかなあ、って気もしたけど、なんかあれが地声っぽいよね? あの、やずやのCMに出てる坊主の俳優(名前がどーしても思い出せない〜)かと思ったんだけど、主演俳優の名前に見覚えがないので違うような。顔も。
あの声で主役やるってのがちょっと不思議だったなあ。演技力とかはすごいと思うけど、最後の歌とか、楽しそうに聞こえないのが残念だった。

だけど、いい映画だってことはまちがいない。公園を作った町の女性が焼香に来たとこは泣けた。なんかこう、なんてことないようなシーンで感情をゆさぶるのってすごいなあと思う。人が死ぬ話なのに、悲しさを全面に押し出さず、生きることの意味を考えさせるテクニックはさすが、って感じだ。ただ、私は、泣けといわんばかりの過剰な演出が好きなんだけどね(笑)。俗物ですまん(笑)。

そういうわけで、名画だとは思うが、俗物の私にとっては7点

関係ないけど、昔の日本って、なんか外国映画と見間違うような服装とか建物があるんだね。登場人物の顔も濃いから、日本映画っぽくなくて面白かった。あと、昔のパチンコ台が見られて嬉しかった。

後日追記
声の似ている俳優さんの名前は「大滝秀治」だった。
忘れないうちに書いておく。記憶力ないといろいろたいへん。

さらに9月9日追記
天国と地獄に続き、これもリメイクドラマをテレビでやってたのでその感想を。

天国と地獄よりは、変なアレンジがなくて良かった。ああでも、深田恭子はだめだったな〜。もともとこの人の話し方が嫌いなせいもあると思うんだけど、イメージが違ってがっかり。天真爛漫な感じがしない。原作の女の子は、ほんとうにイキイキしてたもんなあ。もっと元気な女優はいなかったんか。

あっあと、幼稚園児が助けに来るところは、なんだったんだ。学芸会か。何の意味があってあんなふうにしたんだか理解できん。子供とからませたいんなら、もっとやりようがあったろうになあ。めちゃくちゃ不自然でしらけた。あと告別式、お笑い芸人使わないでほしかったなあ。警官役、大事な役なのに、ラサール石井はないだろ〜。2ちゃん実況版は「両さんキター」の祭りだったぞ。笑わせてどうする。あと関係ないけど、息子の「これは……ヘロイン」のあとの、「次は嫁が金を数えます」の書き込みに笑った。

やっぱコマーシャル入るのはよくないね。気が散るし暇つぶしに2ちゃん見て笑っちゃうし。

ただ、映画の、じれったい部分、「だから……つまり……」の連続にはイライラしたので、すいすい進むこのドラマは見やすくてよかった。映画的にはあのじれったさがいいのかもしれんが。最後の、スタッフロールを流しながらの、課長の映像も良かった。じーんとした。

まあでも総合的に見るとやっぱり、映画のほうがずっとよかったけどね。
ゆきゆきて神軍
ドラマに分類したけど、ドキュメンタリーにしか見えなかった。
これが演技? 演技とは思えない〜〜。こわいよう。

銃殺されたひとのお姉さんだか妹さんだけは芝居っぽかったけど。

でもなんか、この映画以外にストーリーがありそうだし(なんで主人公が人を殺したのかとか)、実話に近いフィクションか、リアルな小説の映画化なんだろうな〜。
どっちにしろリアリティーありすぎて怖いよ。

で、内容は、「確信犯というのはこういう人のことをいうのか?」って感じだった。

真剣に、戦争で亡くなったかたがたの慰霊をしてる感じだから批判しにくいけど、本当に迷惑な奴だなあと思った。警察や救急車を無駄に発動させてるし、自分の暴力を正当化してるし。人んちの墓に変な墓標立てるし。

ただ、たしかに、戦争の暗黒な面も、こういう人がいてくれなきゃ伝わらない気もするので、必要悪ってやつなのかなあ。でもやっぱ迷惑だ。人を殺しておいて「天罰」と思う時点で狂人だ。

だけど、狂人になってしまった理由は、他ならぬ戦争のせいと思うので、この主人公も被害者なんだよなと思う。というか、他のひとたちは、なんとか自分の中で暗い過去を消化して、人生を楽しんでる気がするけど、この主人公だけはたぶん、ずっと闘い続けてるんだろうなあ、楽しいこととか、面白いこととかに背を向けて、一生笑わずに生きていくんだろうなあと思うと、誰よりも悲惨な被害者って気がする。胸が痛くなるなあ。

それにしても、セリフが、聞き取りにくいし方言とかもそのまんまだし、ほとんど何言ってるのかわかんなかったし、展開もだらだら主人公の行動の垂れ流しで、退屈しちゃったし、人の闇をしつこくほじくるような、嫌がらせっぽい雰囲気もあって、本当に嫌な映画なので、娯楽映画として点数つけたら、最低だと思う。

んだけども、台詞が聞き取れないのは逆に「はっきり聞き取れるともっと怖い」気がするし、主人公の行動の垂れ流しのおかげで、ドキュメンタリーとしか思えない演出になってると思うし、内容もとてもインパクトがあり、有意義な見聞ができた気がするので、この映画の存在価値は高いと思う。

そういうわけで点数は、優柔不断な5点にしときます。

って、これ書いてから映画サイトに行ったら、ドキュメンタリーになってたので、あわててドキュメンタリーに分類。なんだよう。亭主が「フィクションだ」って言うからそーなんだと思ってたのによう。そんでもって、このジャンルの映画はめったに見ないので、邦画や洋画という分類はしないでおきますのでよろしくです。

それにしても、ドキュメンタリーってことは、この戦争を語った人たちってみんな実在の人? こんなにアップで映しちゃってよかったの? この人たちの人権はどーなってるのか気になるなあ。

そんでもって、もしかしてこの主人公って、すげー有名な人なのかな?
無知さらしちゃってたら恥ずかしいわ〜、って今さらか。
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