脳不足的映画雑記帳
映画を見ても、見たかどうかを忘れて同じ映画のDVDを借りてきたりするので、見たやつは書いておこうと思いますた。 ネタばれ等の配慮はしてないので注意。
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生きる
世界のクロサワ映画、生まれて初めて見た気がする。

時代劇かなんかをテレビで見ようとして、難しくて途中で挫折してから、敬遠してたんだよなあ。
でもシネマサイトの評価が異常に高いので見てみた。

なるほど、こりゃ評価が高いのもわかる気がする。つくりものっぽい嘘くささがないね。最近の映画がいかに演出過剰かを感じさせる、虚飾のないドラマ、って感じだ。

また、展開が新鮮。「これから、病気と闘いながら生きていく様が描かれるんだろうなあ」と思ったらいきなり死んでてびっくりした。こんな描き方があったのかー!と感嘆した。
小説家とか新人OLが通りすがりになってることにもびっくり。現実にはそういうもんだろうけど、映画でこれは珍しいんじゃないかなあと思った。

そういうわけで、いろいろ「すごいなー」と思う部分はあったんだけど、いまいち、面白くなかったな〜〜。もう、じれったくてじれったくて「つまり、なんなんだよ!言いたいことははっきり言えや!」と何度も思っていらいらした。最後も、「このへんで終わるかな?」と思ってもまだ続く、ってことが何回もあったので、「まだ終わらないのか〜」と思いながら見てた。

あと、はじめは、全然セリフがなかったから、主人公が初めて喋った時に、あまりのだみ声にびっくりした。病気のせいで枯れてるのかなあ、って気もしたけど、なんかあれが地声っぽいよね? あの、やずやのCMに出てる坊主の俳優(名前がどーしても思い出せない〜)かと思ったんだけど、主演俳優の名前に見覚えがないので違うような。顔も。
あの声で主役やるってのがちょっと不思議だったなあ。演技力とかはすごいと思うけど、最後の歌とか、楽しそうに聞こえないのが残念だった。

だけど、いい映画だってことはまちがいない。公園を作った町の女性が焼香に来たとこは泣けた。なんかこう、なんてことないようなシーンで感情をゆさぶるのってすごいなあと思う。人が死ぬ話なのに、悲しさを全面に押し出さず、生きることの意味を考えさせるテクニックはさすが、って感じだ。ただ、私は、泣けといわんばかりの過剰な演出が好きなんだけどね(笑)。俗物ですまん(笑)。

そういうわけで、名画だとは思うが、俗物の私にとっては7点

関係ないけど、昔の日本って、なんか外国映画と見間違うような服装とか建物があるんだね。登場人物の顔も濃いから、日本映画っぽくなくて面白かった。あと、昔のパチンコ台が見られて嬉しかった。

後日追記
声の似ている俳優さんの名前は「大滝秀治」だった。
忘れないうちに書いておく。記憶力ないといろいろたいへん。

さらに9月9日追記
天国と地獄に続き、これもリメイクドラマをテレビでやってたのでその感想を。

天国と地獄よりは、変なアレンジがなくて良かった。ああでも、深田恭子はだめだったな〜。もともとこの人の話し方が嫌いなせいもあると思うんだけど、イメージが違ってがっかり。天真爛漫な感じがしない。原作の女の子は、ほんとうにイキイキしてたもんなあ。もっと元気な女優はいなかったんか。

あっあと、幼稚園児が助けに来るところは、なんだったんだ。学芸会か。何の意味があってあんなふうにしたんだか理解できん。子供とからませたいんなら、もっとやりようがあったろうになあ。めちゃくちゃ不自然でしらけた。あと告別式、お笑い芸人使わないでほしかったなあ。警官役、大事な役なのに、ラサール石井はないだろ〜。2ちゃん実況版は「両さんキター」の祭りだったぞ。笑わせてどうする。あと関係ないけど、息子の「これは……ヘロイン」のあとの、「次は嫁が金を数えます」の書き込みに笑った。

やっぱコマーシャル入るのはよくないね。気が散るし暇つぶしに2ちゃん見て笑っちゃうし。

ただ、映画の、じれったい部分、「だから……つまり……」の連続にはイライラしたので、すいすい進むこのドラマは見やすくてよかった。映画的にはあのじれったさがいいのかもしれんが。最後の、スタッフロールを流しながらの、課長の映像も良かった。じーんとした。

まあでも総合的に見るとやっぱり、映画のほうがずっとよかったけどね。
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